大人数×1対1の婚活パーティーで成果を出すためのコツ

Diary
この記事は約9分で読めます。

 

以前、「婚活パーティーに行ったら異性が3人しか来なかった話」を書きました。

今回は反対に、大人数×1対1の婚活パーティーに参加した時の様子を紹介します!

まずは私がこのパーティーに参加して学んだ、「大人数×1対1の婚活パーティーで成果を出すためのコツ」紹介します!

~大人数×1対1のパーティーで成果を出すためのコツ~

  • 早めに会場入りして、プロフィールカードを充実させる。
  • 良いなと思った人の番号を確実に記録する。
  • 自分の番号を覚えてもらえるように、良いなと思った人にはしっかりアピールする。

 

さて、「上記のことをまったく理解していない」と、どうなってしまうのか…

少し遡って、婚活パーティーに行く決心をするところから、実際の様子をご覧ください。

あ、結婚したい。

 

 

「ひま。」

 

私は、初めての転勤をした。

 

転勤前後は、それはもう忙しかった。

転勤前は送別会や送別旅行で連日のイベント祭り。そして転出の手続きや、引っ越し準備。

転勤後は荷解きにはじまり、転入の手続き、新しい職場への挨拶。

 

転勤後の2週間は激動の日々で、それはもうストレスフルな生活だった。

 

それらが一通り落ち着いたときのことだった。

 

「ひま。」

 

転勤する前は、週末には何かしらのお誘いがあった。

 

今や、誰からの誘いもない。

 

何もなければ、友達に連絡して遊びに行ったりしていた。

 

今や、誰も誘う相手がいない。

 

このままひとりで干からびていく…

そんな未来が脳裏をよぎった。

 

そして、唐突に思った。

 

「あ、結婚したい。」

 

私は、自分が案外寂しがり屋であることを知った。

こうして、婚活パーティーへの参加を決心したのだった。

 

ぼっちなら1対1のパーティー1択

婚活パーティーについて調べる。

すると、主催する企業もたくさんあり、様々なスタイルのイベントがある事がわかった。

ざっくりまとめると、「1対1のお見合い形式」「2対2等のグループトーク」「自由に会話するフリートーク」があることが分かった。(この他にも特徴的なパーティーがあったりする。)

~婚活パーティーのスタイル~

・ お見合い形式

 参加者全員が順番に会話するスタイル。一人と話す時間は短いが、全員と会話することができる。半個室になっている場合も多く、同性の知り合いに見られるリスクが低い。

・ グループトーク

 居酒屋などで2対2や4対4で順番に会話するスタイル。お見合い形式に比べると会話できる時間が長く、飲み会感覚。婚活というよりは街コン。友達と参加すると楽しそう。

・ フリートーク

 広い会場で自由に会話するスタイル。一度話始めると長く会話できるが、お目当ての人と会話できない可能性も。コミュ力が高い人に有利。あと、スパッと会話を切り上げるテクニックも必要。(上級者向け)

 

「グループトーク」は、ぼっちには厳しそうだ。

「フリートーク」は、良いなと思った人と話せないかもしれない。

 

「これは…お見合い形式1択。」

 

こうして、私は1対1のパーティーに参加することに決めた。

 

会場に入る。

私が参加したパーティーは、14時に開始。

時間ぴったりに会場に到着。

少し暗めの照明、落ち着いた音楽。綺麗でおしゃれなフロアに、某有名婚活サービスの看板。

まさに、「ザ・婚活」といった雰囲気。

 

なんだか急に緊張してきた。

 

とりあえず受付を済ませる。

ここで、番号札プロフィールカード、ボールペンを渡された。

番号札

パーティー参加者それぞれに割り振られた番号。後半でのアプローチやカップル成立の為にも使われる。この番号を覚える&覚えてもらうことが、カップル成立の最重要ポイント

プロフィールカード

参加者の自己紹介を記入するカード。ニックネーム、年齢、職業等、参加するパーティーによって様々な内容がある。限られた時間でお相手にアピールする為に超重要。

 

自分の番号の席を見つけた。

3人掛け位の木製ベンチとテーブル。前後は立っていても頭より高い壁がある。また、ベンチの両サイドにも壁がついており、椅子に座ると他の席からは顔が見えないようになっていた。これで、同性参加者に見られる心配がない。

 

圧迫感はないが、プライベート感がある。絶妙な設計…すごい。

 

席の反対側には既に人がいるようだが、間にレース地のカーテンが引かれており、顔が見えなくなっている。

とりあえず自分の席に座り、プロフィールカードの記入を始めた。

 

婚活パーティースタート!

 

プロフィールカードを悩みながら書いていると、

会場アナウンス
会場アナウンス

この度は~~~ご参加いただき、誠にありがとうございます。

あ、始まっちゃった。。

プロフィールカードにはまだ空欄がある

焦りながら書き込んでいく。

会場アナウンス
会場アナウンス

1回目のトークタイムはお一人様2分です。

2分って短い…?

どうやら、一人あたりのトークタイムは2分

残り30秒になると「チーン!🔔」とベルが鳴り、2分になると「チーン!チーン!🔔」と2回鳴るそうだ。

2分経過したら男性は次の席へ移動。こうして全員が1対1で会話をすることができる。

 

この時は、まだ分かっていなかった。

 

一人2分の現実を。

 

トークタイム1回目

会場アナウンス
会場アナウンス

それでは、トークタイムスタートです!

私の婚活が、今始まった!

プロフィールカードは書き終わっていないが、もう時間はない。

「初めまして~」

「初めまして~」

「○○がお好きなんですね~…」

「そうなんです~××で~…」

「チーン!🔔」

えっ!?

「チーン!チーン!🔔」

はい、次の方。

「初めまして~」

「初めまして~」

「チーン!🔔」

えっ!?

「チーン!チーン!🔔」

 

いや、ほんとにこんな感じ。

2分、とんでもなく短い。

そして、これが延々と続くのだ。

 

初対面の人と話すのって疲れません?

それをこの短時間で、10人以上。(たぶん15人くらい。)

 

後半になるとお互いに疲労困憊で、

「…いや~、疲れましたね…」

とだけ話した人も居た。

 

嵐のようなトークタイムが終了した。

良いなと思った人はいるけれど、顔と雰囲気くらいしか残ってない。

 

第1印象カードの記入

会場アナウンス
会場アナウンス

それでは、第1印象カードを記入して下さい。

第1印象カード…?

手元のプロフィールカードを見ると、右側が切り取れるようになっている。

上側が第1印象カード、下側がペアリングカードらしい。

第1印象カード

1回目のトークタイムで良いなと思った異性に対して、「私、あなたのことが気になっています」と伝えることができる。この後で2回目のトークタイムがあるため、ここでのアピールがカップル成立の為に重要となる。イベント毎に異なるが、複数名の番号を書くことができる。

ペアリングカード

すべてのトークが終了した後に、自分がカップルになりたいと思う相手の番号を記入する。命運はこのカード1枚に託される。

なるほど。3人まで番号を書けるのか。

 

 

 

番号…覚えてない(´゚д゚`)

 

 

完全にやらかした。

どれだけ考えても、全然思い出せない

書きたくても、書けない…!!

 

 

そうこうしているうちに、スタッフさんがカード回収に来てしまった。

勘で番号を記入し、渡す。

 

ああ、なんと勿体ないことを…(;´Д`)

 

後悔が押し寄せる。

 

参加者がたくさんいるからか、ひと時の待ち時間となる。

そして、自分の所に第1印象カードが戻ってきた。

 

3人ほど自分に好印象を持ってくれているらしい。

 

嗚呼…全然誰か分からない(*´▽`*)

 

自分の気になった人すら覚えていないのに、覚えている訳なんてないよね!

 

トークタイム2回目

会場アナウンス
会場アナウンス

2回目のトークタイム、スタートです。時間は30秒です。

30秒!?

ほんとに挨拶で終わってしまう僅かな時間。

 

目まぐるしく席替えが進んで行く。

 

私が良いなと思った人は…番号を間違っていた

 

好印象を持ってくれた方は、正直タイプではなかった

 

謎の喪失感を感じながら、2回目のトークタイム終了。

 

 

帰りたい。

 

ペアリングカード記入

会場アナウンス
会場アナウンス

ペアリングカードの記入をお願いします。

疲労困憊で、カードに番号を記入する。

微かな希望を込めて、気になったふたりの番号を記入。3人目は…私に好印象を持ってくれた方の番号を書いた。

スタッフさんにカードを提出し、思考停止。

 

疲れた。帰ってアイス食べたいな。。

 

自分でもビックリするくらい疲労していて、目を開けて失神していたような気がする。

 

カップル発表

会場アナウンス
会場アナウンス

それでは、カップルを発表します!

微かな願いを込めて、祈る。

 

 

……

 

………

 

 

私の番号は、呼ばれなかった。。

 

 

まさか、好印象を持ってくれた方ともカップリングしないとは… 

罰が当たったような気がした。

タイプじゃないとか思って、ごめんなさい。。

 

パーティー終了

退場のアナウンスで、会場を出る。

と、出口でスタッフさんに呼び止められた。

何事かと思ったら

スタッフさん
スタッフさん

この後15時半から次のパーティーがあります。よかったら参加されませんか?

帰ります。

カップリングしなかった人はこうして営業かけられるのか。

 

そんな体力は一切残っていない。

パーティーハシゴするような体力お化けいるのかな…?

 

そそくさと建物から離れた。。

 

こうして、私の婚活デビュー戦は、苦い思い出となった。

 

すぐに電車に乗る元気も出ず、カフェで1時間ほど休憩してから帰るのだった…。

 

パーティーを振り返って

この時は、本当に大失敗の婚活パーティーでした。

何も考えずに参加すると、せっかくのパーティーなのにいたずらに消耗して終わってしまう、なんてことになるかもしれません。(恋愛強者は別)

冒頭に書いた~成果を出すためのコツ~を生かして、素敵なパートナーと出会いたいものです。

お付き合いいただきありがとうございました🍊

コメント

タイトルとURLをコピーしました