「昨日〇軒ハシゴして~」
これだけで、なんだか凄く盛り上がったんだな~という想像をしませんか?
”1軒で満足できず”次のお店に向かうわけですから。それはそれは盛り上がったんでしょう。
今日は私が最高に盛り上がって一人でハシゴした、そんな出来事を紹介します!
深夜、それは突然の出来事だった
金曜日の夜でした。
「今週も疲れたな~」と、ベッドに横になり、入眠。
すやすや眠っていると
「…?」
「なんか…痛い…?」
「んん?痛い。」
「えっ、いたっ!」
「ええっ!?いたたっ!!」
左の頬当たりにズキズキとした痛み。
頭がぼぅっとして、何が起こっているか分からない。
意識の覚醒に先駆ける様にクレッシェンドしてくる痛み。
「~~~~~!!!」
ベッドの上で丸くなったり、反ったりしながら痛みに耐える。
もしこの時の私を傍から見たとしたら、大の大人がばぶばぶしている光景が広がっていただろう。恥ずかしい。
ただ、聞いてほしい。
「何が起こっているか分からない状態の痛み」って、ほんと辛い。なんにも悪いことしてなくても、何かに謝りたくなる。
こうして生まれたのか、懺悔とは(ちがう)
しばらくすると、ようやく思考が追い付いてきた。そして私は理解した
「虫歯やん」
この段階でようやく意識は完全に覚醒。痛みは最高潮。
「病院、行かなきゃな~」と思いながら時計を見る。
「01:27」
いや、まだぜんぜん朝じゃないじゃん…
想像して下さい、この状態から朝までの格闘を。
浅い眠りと、覚醒を繰り返す、長い長い夜のことを。
窓の外に広がる景色がゆっくりと色づいて行く様子を、潤んだ目で見つめる様子を。
ベッドの上でいつまでも落ち着きなくばぶばぶしている様子を…(当人は必死)
メンタルが負けている状態だと、ほんと人間弱くなってしまいますね。
あれはつらかったなぁ。。
初めての歯医者さん
朝日も昇り、ベッドから出る。穏やかな景色になぜか一安心。(痛みも深夜より耐えられる)
そして、早く診てもらいたいの一心で最寄りの歯医者さんへ。
初めてお世話になる歯医者さんでした。普通の一軒家かと思うような外観。営業開始と同時にドアをくぐる。
中に入るとすぐにカウンターがあり、診察椅子がひとつ。恐らく夫婦で経営されている歯医者さんで、「おひとり様用歯医者さん」を作ったらこうなるのかなって感じるコンパクトさ。
「よかった、一番乗りだ!」
奥様?らしい女性が奥の部屋から出できた。すぐに診察椅子に通され、問診。その後奥様は奥の部屋へ。
そして10分ほど放置。
「え、まだ?」
何度時計を確認しただろう。
みっともなく、
「いたいんですううぅぅぅ!!!」
って泣きつけばよかった。(絶対できない)
ようやく先生が出てきた。
そして診察開始。口の中を確認し…首をひねる先生。
「とりあえずレントゲン撮りましょうか~」
レントゲンを撮る。
レントゲン写真を眺め、首をひねる先生。
そして一言
「気にしすぎじゃないかな。」
(´゚д゚`)
「え、でも痛みで夜中も目が覚めて…」
首をひねる先生。
「…じゃあ、もう一度診てみましょうか。」
私の頭の中で「プツッ」と音がした。
ほんとに「プツッ」と聞こえた。小説だけだと思ってた。
「もういいです。帰ります。」
「…え?痛いんだよね?」
「もういいです。帰ります。」
声を荒げないよう気を付けたつもりだけど、実際はどうだっただろうか…
会計を待ちながら、口コミを基に歯医者さんを検索。駅近くの比較的大きなクリニックに決めた。
「5,000円です」(だいたいこの位だった)
(´゚д゚`)
何の治療もしてないのに、保険適用で5,000円。
高い気がするが、初診ってこんなにするものなのか!?
頭が冷静に回らない。とりあえず言われるがまま支払いを済ませ、外へ出る。
こうして私は「歯医者をハシゴする」という貴重な経験をするに至ったのだ。
2件目の歯医者さん
さて、2件目の歯医者さんに移動。
一般的な待合室。少し混みあっているが、かえって安心感がある。
受付を済まし、名前を呼ばれ診察室へ。
症状を説明し、診てもらうと。
「虫歯ですね。」
(´゚д゚`)はやっ
即レスでしたね~あっという間。
一軒目の歯医者はほんとに何だったのだろうか…。
緊張の糸がほどける感じがした。
瞼が熱くなったが、がまんした。
ここから先はもう普通です。
普通に治療して
普通に支払い。(4,000円くらい)
その後も何度か通い
治療終了。
振り返って
歯医者さんって、当たり外れがものすごいと思います。まさか、自分が被害に遭うとは思っていませんでしたが…とんでもないぼったくり医者も実在します。
こういう時に頼りになるのは、やはり口コミだと思います。できれば職場や地域の方の生きた声が聞けると安心ですね。
よく調べて、罠に引っかからないよう気を付けたいものです。
お付き合いいただき、ありがとうございました🍊
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